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見知らぬ乗客 第2幕(7/26)


ニノの舞台「見知らぬ乗客」レポの第2幕です。
一週間経ってしまったのでほんとにまたもや曖昧なのですが・・・
よかったら見ていってください。

第2幕 

ブルーノの家から戻り罪のあまりの重さに自室のベッドで震えるガイ。

そこへアンが訪ねてきます。
ガイのあまりにもひどい様子を見て、何かがあったことを感じ取ります。

「ガイあなたこの傷どうしたの?」

ガイの顔には無数の傷と血がついています。慌てて血を拭き取るガイ。

「私に何か隠しているでしょ?」

悲しそうに尋ねるアンに、ガイは

「あの電話してきた男と喧嘩したんだ」

「職場に合わない人間がいて、今の地位をねたまれていたんだ。君に電話してきたのもそいつだ。嫌がらせで。・・・言えなくてごめん・・・」


どうか許してくれ・・・


何かにすがらないと生きることさえままならない程の状況に追い込まれているガイ。

するとアンは
「許すわ、私のかわいい坊や。お願いだから私にもう隠し事はしないでね」
と母親のようにガイを優しく抱きしめ、小さい子をあやすように背中をなでます。

何かから、誰かから、"許す"という言葉をもらいたかったガイ。
本当に見ているこっちの胸が苦しくなります。
_______________

ブルーノは以前父親が雇ったことのある探偵の事務所で質問を受けています。

ブルーノが父親の殺された時にタイミングよく違う街にいたこと、窓の下に台が置いてあったこと(これはガイが入りやすいようにブルーノが置いたもの)など執拗な質問攻めにあいます。

そして彼はブルーノの母親に気があるのかことにおいては「お母さんは何て言ってた?」とか「お母さんによろしく」とか言います。それもまた許せないブルーノ。

この探偵からの詰問中、やはり落ち着かないのかイライラと酒をあおり探偵に対しても攻撃的です。
アルコール中毒はどんどんひどくなっているようです。
手の震えもすごくて。この時のニノの演技が本当にすごい。
目の光りが異様で、それでいて鋭くて、でもなんだか儚くて・・・
観ている側は本当に圧倒されました。

話は進み・・・
父を悪く言うブルーノに対し探偵は、
「お父さんはそんなに悪いひとじゃなかった」

みたいなことを言います。
ブルーノの父は一度も出てきません。
けれどどうしようもない息子を少しでもよい道に進ませたくて、多少厳しくしていただけかもしれない、ブルーノはそれを歪んだ心で受け取ってしまっていたのかもしれない、そんな印象を与えさせます。
_______________

そしてガイの結婚式。
それぞれのたくさんの友人に祝福され幸せそうな2人。
でもそこにはまたもや、招かれざる客ブルーノの姿が。

やはり泥酔し目がいっちゃってるブルーノは明らかに場違いです。

ガイは追い返そうとしますが、友人に呼ばれ席を外します。
その隙にブルーノはアンに話しかけます。

アンは、危なそうな見た目のブルーノとも笑顔で話します。
ブルーノはアンに会えて嬉しいなどと言い、ガイとは以前クリスマスパーティーで出会って以来親友だと言います。ガイのことならなんでも知ってるんだ、と無邪気に・・・

戻ってきたガイは焦り、俺達のつながりがばれたらおまえも俺も終わりなんだぞ!と詰め寄ります。

ブルーノは結婚式なんだから大丈夫だよアンに会えて嬉しい。と平然と言います。

この時点でガイはもうブルーノとは二度と会わないというのをはっきり態度にだしています。関わりを断つことで、自分の犯してしまった大きな罪を一刻も早く忘れたい。なかったことにしたい。ブルーノとの関わりがばれた時自分は終わりだ、と。

しかしブルーノはガイとの関わりを断つ気がありません。
やっとできた人とのつながり。初めてできた友人と呼べる大事な大事な存在・・
なんとか・・・なんとか、ガイをつなぎ止めたい。
執拗に付きまとうことが彼なりの愛情表現で。それ以外のやり方を知らなくて。
それなのにガイはどんどん遠くなっていってしまう・・・

そんなブルーノを見ていると本当に切なくて・・・
母親の歪んだ愛情によって人との接し方が分からなくなってしまったブルーノがあまりにも不憫っていうか、うまく言えないけどあまりにも悲しすぎて見ているのが辛かったです。
_____________________

ブルーノはどんどん狂っていきます。

手が震え
「の、飲まなきゃ!」
とお酒を探す様はもはや狂気に達しています。

そしてお酒の飲み過ぎで体はボロボロ。ブルーノは倒れてしまいます。
このころからブルーノはお母さんを"ママ"と呼ぶようになりこどもの様に甘えます。

一幕のような鋭さは全くなくて。
体も心も、ほとんど壊れてしまっていて。
全身の震えがとまらなくて。
探偵にもまた色々聞かれるけど最初みたいな人を圧倒するような勢いもなく。

そして探偵はどんどん核心に迫っていきます。
探「そういえば奥さんが変質者に殺されたガイのことを知ってるか?」

ブ「去年のクリスマスパーティーで会った。その時に家の設計を頼んだんだよ」

探「家があるのに?」

ブ「僕とママの家だよ!サプライズで建てる予定だったんだ」

嘘に嘘を重ね筋が通らなくなっていき、探偵はますます怪しみます。

そして探偵はガイの元にも行き同じ質問をします。

「ブルーノとはクリスマスパーティーで会ったよ。家の設計?頼まれてませんよ?」

人は嘘をつこうとすると饒舌になります。そこでガイは余計な事を話してしまいます。
「ブルーノって変わった人ですよね?いつも飲んだくれてて。ほら、いつも持ってるブドウのついたボトルで飲んでるもの」

「ブルーノの父親が死んだ?それは知らなかった」

そしてガイは探偵が帰ってから慌ててブルーノに電話をします。
弱りきったブルーノは、ガイからの電話に本当にうれしそうな、かわいい笑顔を見せます。

ブ「ガイ、ああガイ嬉しいよ」

ガ「おい、僕のところに探偵が来た。君のことを尋ねられた!」

ブ「ガイ僕は君がいないとダメなんだ、怖いんだ。君ならわかるよね?ガイ」

すがりつきたくて甘えるブルーノ。会話は全く成り立ちません。

ガ「答えてくれブルーノ!君は探偵に何て言った?クリスマスパーティーで会ったと言ったのか?」

ブ「うん言ったよ」

それには安心するガイ。

確認がすむと電話を切るガイ。
するとブルーノはまた狂ったみたいに「ママぁぁー!」と何度も呼びます。挙動不審できょろきょろしててもう普通の人とは言えない様子で・・・
______________

バーでブルーノとガイが会います。
ブルーノは
「僕たちって友達だよね、親友だよね?」
って何回も聞きます。
ガイはしょうがなく「そうだよ」と答えます。

この時ブルーノはお酒をこぼしてしまいます。
ブ「こぼしちゃった」

ガ「ほら、拭いてやるから」

この時のブルーノの顔が本当にかわいくて。幼い子がお父さんを見ているような、そんなまなざし。
幸せそうなブルーノを見ると泣きたくなります。

そんなガイも情緒不安定になっていて、突然ガイを拒絶し始めます。

「僕らはもう会わないようにしよう君に巻き込まれるのはごめんだ!やめろ触るな!帰る!」

突然大声でまくしたて店を出てしまいます。
ぽつんと残されるブルーノ・・・
___________

探偵は母親にガイのことを尋ねたりじりじりと核心に迫ってきます。

母「ガイ・ヘインズ…どこかで聞いたことある気がする…でも思い出せない。あの事件以来記憶力が弱くなって頭が痛いの」
「チャーリーはいい子よ。あの子は純粋なの、純粋すぎてあんな風にお酒を飲んじゃうの」

純粋なゆえに・・・・・・歪んでしまった心・・・
____________

そしてとうとうブルーノとガイ、探偵のシーン

探「ガイ・ヘインズさんあなたチャールズ・ブルーノにはどこで出会ったと?」

ガ「だからクリスマスパーティーですよ」

探「それ以前は一度も会ったことない、と?」
 
ガ「ええ」

探「本当は列車で会ったんじゃないですか?」

こう言って証人を呼びます。そこには列車のボーイの姿が。

ボ「ええあの人です。忘れませんよだってあの人は、チップを50ドルもくれたんですから。」

探「ヘインズさんあなたこの男と偶然列車で出会い、身の上話をし、勝手に奥さんを殺されたんじゃないですか?」

ガ「違う違う知らない!!」

探「この本がチャールズの部屋から出てきました。あなたの名前が書いてあります」

ガ「知らない!その本はどこかでなくしたんだ!」

探「無くした。どこで?」

ガ「知らない!」

ガイもギリギリの精神状態に追い込まれ。

そこで探偵は切り札をかざします。
探「これを知ってますか?」

それはぶどうの絵の描いてあるお酒の瓶・・・
2人が出会ったときにブルーノはこれでお酒を飲んでいた・・・

探「あなたはブルーノがこの瓶でいつも酒を飲んでると言いましたね?」

ガ「ええ、それが何か?」

探「この瓶、屋敷の開けられてない郵便小包の中にあってね、日付を見たらクリスマスよりずっと以前だったんだよ」

追い詰められたガイ。
ガイとブルーノの交換殺人に確証を得た探偵。

そしてブルーノと母親との最後のシーン・・・

「ママ、ママ、助けて」

ボロボロになった震えながら必死に母を呼ぶブルーノ。
しかし・・・
「チャールズ私もうわからないの。頭が痛いの。どうしていいのかわからない。あなたはもう私では手に負えない、あなたには誰かほかに愛してくれる人が必要だわ」
こう言いとうとう母までもがブルーノを見捨て出て行ってしまいます。

発狂し、ママぁぁぁぁ、お母さん、・・と何度も呼ぶブルーノ・・・
もうこれで彼は本当に壊れてしまいました・・・
________________

そしてラストシーン・・・ガイとアンの家

ガイの古くからの親友が訪ねて来ていて3人で話しています。

そこに酒に酔いすぎて上も下も分からぬようなブルーノが訪ねてきます。
もうまっすぐに歩けもしない。。

ガイの友人に「僕はガイの親友なんだ彼のことなら何でも知ってる」と嫉妬心まるだしでアピールします。

しかしガイはブルーノを見ようともせずひどくののしります。

ブルーノは「僕とガイは親友なんだ、僕たちは神になるんだ!!」

と叫びソファーの上に飛び上がります。
そして奥さんを殺した時のことを話し出そうとするブルーノにますます強い口調で制止しようとするガイ。

「やめない」

はっきりとそう言うとブルーノは棚の一番下の引き出しに手を伸ばします。

そこは以前ガイから聞いた銃の隠し場所・・・
ブ「確かここだったよね、あ、まだあった」

そしてその銃口を・・・自分の心臓に向けます・・・

ガイはブルーノに飛び掛かり止めようとして2人は揉み合い……

パーーーーーーーーン!!

ブルーノはガイに抱き付いたまま
「ありが…とう……」

と言いそのまま崩れるように永い眠りにつきます。

横たわるブルーノをゆさぶりながら

「いくな!!」

と泣き叫ぶ言うガイ・・・

友人が「いかせてあげろ、・・・もう、死んでるよ・・・」と言います。

ガイはブルーノの額と唇にゆっくりキスをします。

ここで警察が到着します。
警「ブルーノを殺したのはお前だな?」

ガ「正直・・・引き金をひいたのはどちらだか分かりません・・・」

「あいつはこう言ってたんです。死にたくなったら自殺する、そのときは自分の一番憎いやつが殺したようにみせかける・・・と」

警「しかしあいつはおまえを好いていたように見えたが・・・」

ガ「ええ・・・好いていました。」

ここでガイが手首を合わせて警察に差し出し・・・

暗転
_________

終了。

カーテンコールについてはあとでここにアップします。
|15:08| 舞台 | comments(1) | - | posted by 萌奈 - -
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Comment








萌奈さん、コメントのお返事遅くなってしまってすいません><お暇な時にでもチェックしてくださると嬉しいです。

そしてニノちゃんの舞台レポ書いてくださりありがとうございます^^とっても分かりやすくて、見てない私も楽しめました♪
もうすぐニノちゃんの舞台も終わりなんですね…。この間始まった気がしますが、最後まで無事に終えてほしいですよね(*^_^*)

それでは、またお邪魔します。

posted by 杏奈 | 2009/08/11 1:12 AM |
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